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【社会人ドクター】修了時に感じたメリットとデメリット3選を紹介!

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【社会人ドクター】修了時に感じたメリットとデメリット3選を紹介!

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この記事では社会人ドクターが博士後期課程修了時に感じたメリットとデメリット3選を紹介します!

おすすめの読者

  • 社会人ドクターに興味のある方
  • 社会人ドクターの体験談を知りたい方
  • 社会人ドクターの具体的取り組みを知りたい方

【結論】社会人ドクターにはメリットとデメリットの両方があると感じた!

私は社会人ドクターとして、博士後期課程に進学し、無事修了しました。
修了時、社会人ドクターにはメリットとデメリットの両方があるなと感じました。

この記事では、社会人ドクターのメリットとデメリットを3選ずつ紹介します!

【メリット】社会人ドクターで良い点がたくさん得られた!

私が実際に感じた社会人ドクターのメリットはこちらです。

社会人ドクターのメリット

  • 博士号が取れる
  • 錯覚資産が手に入る
  • 技術を磨くことができる

【メリット1】博士号が取れる

言わずもがな、社会人ドクターのメリットは「博士号」が取れることです

私自身は会社にて研究開発の仕事をしています。
研究開発では、博士号は評価され、非常に重要な役割を果たします。
会社の同僚の方々からは、博士号に対して好意的な印象を頂いています。

また、海外においては、博士号は非常に重要です。
海外の研究拠点の方々は博士号を持っている方が多いです。
対応に対峙する意味合いにおいても、博士号は持っていて損はないと考えています。

【メリット2】錯覚資産が手に入る

「博士号」は錯覚資産となるため、間接的にキャリアアップにつなげることができます。

博士号によって、他の部分も好意的に捉えて頂ける機会が増えたのではと考えています。
実際、社会人ドクターに通っていることで、「プライベートでも頑張っている」と評価を受け、キャリアアップにつなげることができたのではと感じています。

「ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと」である、ハロー効果も有名です。

錯覚資産に関しては、 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている がおすすめです!
わかりやすく、かつユーモアを交えて、錯覚資産について学ぶことができるため、おすすめです!

【メリット3】技術を磨くことができる

社会人ドクターでは、会社の業務から離れて、技術を磨くことに専念することができます!

会社の業務では、利益貢献や業務報告の面から、必ずしも技術研磨に時間を集中できるとは限りません。
博士後期課程では自分の研究活動に時間を割くことができるため、技術を磨くことに専念することができます!

また、博士後期課程はキャリアアップの面においても非常に重要です。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 によると、市場価値は「業界の生産性」、「人的資産」、「技術資産」の掛け算にて定義されます。
博士後期課程では、「技術資産」を磨くことができ、キャリアアップにつなげることができます!

【デメリット】社会人ドクターには困難・負の面がある

社会人ドクターはメリットだけではなく、デメリットも感じることがありました。
私が実際に感じた社会人ドクターのデメリットはこちらです。

社会人ドクターのデメリット

  • 多額の費用がかかる
  • 膨大な時間がかかる
  • サンクコストが生まれる

【デメリット1】多額の費用がかかる

博士後期課程の進学には多額の費用がかかります。

「【社会人ドクター】博士後期課程にかかった費用の総額を公開!」の記事にて紹介いたしました。
私は関連費用含め、総額188万4729円かかりました。(国公立大、2年間で早期修了)

百万オーダの費用がかかり、必ずしも安い金額ではありません。
費用は綿密に計画を組んでおく必要性があります。

【社会人ドクター】会社員が第一種奨学金を取得した方法の記事で、奨学金を取るためのコツを紹介しているので、こちらも参考ください。

【デメリット2】膨大な時間がかかる

博士後期課程の修了には、膨大な時間を要します。

博士後期課程の修了のためには、研究活動、研究発表、博士論文作成など、膨大な時間を要します。

平日は業務終了前後、休日もなるべく博士後期課程に時間を費やすなど、時間の捻出を実行する必要があります。

私は、 神・時間術 を参考に、朝の時間帯に博士後期課程の活動を行いました。
朝の脳が冴えている時間帯に、思考力が必要な研究活動を行うことにしました。
結果、在籍2年の早期修了を達成しました。

【デメリット3】サンクコストが生まれる

博士号を取ったことにより、サンクコストが生まれていまいます。

サンクコストとは、「それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで、それが今後の意思決定に影響を与えること」です。

「博士号」の取得には膨大な費用と時間を投資しています。
そのため、「博士号をなんとかして生かさないと!」という気持ちが生まれてしまっています。
このサンクコストが、今後のキャリアチェンジなどに影響を与えないかなと感じています。

サンクコスト等の行動経済学に興味がある方は、 予想どおりに不合理 がおすすめです!

予想どおりに不合理 は私が行動経済学に興味を持つきっかけを与えてくれた本です。
行動経済学の基本を学びたい方におすすめです!

まとめ

以上、社会人ドクターが博士後期課程修了時に感じたメリットとデメリット3選を紹介しました。

デメリットもある一方、総じてメリットが上回っていると感じています。
社会人ドクターに挑戦して良かったなと総括しています。

社会人ドクターのメリット

  • 博士号が取れる
  • 錯覚資産が手に入る
  • 技術を磨くことができる

社会人ドクターのデメリット

  • 多額の費用がかかる
  • 膨大な時間がかかる
  • サンクコストが生まれる
  • この記事を書いた人

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