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理科系の作文技術(リフロー版) (中公新書) Kindle版
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1981/9/22
- ファイルサイズ5851 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
商品説明
このような書類を書く際にまず考えるべきことは、それを読むのは誰で、その文章から何を知りたいと思っているかである。それに応じて自分は何について書くか主題を決め、最終的にこういう主張をする、という目標を定めて書き始める。
著者はまず、この目標を1つの文にまとめた目標規定文を書くことを勧める。そうすることで明確な目標意識を持つことができ、主張の一貫した文章を書くことができるというわけである。そしてその目標をにらみながら材料をメモし、序論、本論、結論といった原則に従って記述の順序や文章の組み立てを考え、すっきりと筋の通った形にしていく。本書では本論の叙述の順序、論理展開の順序、パラグラフの立て方から文の構造までを解説し、日本人に特有の明言を避ける傾向と対策、事実と意見の書き分けについても触れている。
実際に著者が書いたメモや論文の一部など具体例がふんだんに盛り込まれており、わかりやすい。いかに簡潔な表現で筋の通った主張をし、読む人を納得させることができるか。理科系ならずとも、論理的に思考し文章化することは、常に求められる能力である。本書ではそれに必要な技術、フォーマット一般が整理されており、参考になる。多少語調が古い感じもするが、それも再版を重ね、多くの人に読まれている証であろう。(宮崎 郁)
登録情報
- ASIN : B01MDLGE9O
- 出版社 : 中央公論新社 (1981/9/22)
- 発売日 : 1981/9/22
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 5851 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 257ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,824位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 7位中公新書
- - 19位日本語研究
- - 94位言語学 (Kindleストア)
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社会人の方は、お知り合いの学生さんの入学祝いとか、卒業祝いに
タイトルには「作文」とあるが一般的な意味での作文技術ではなく、論文作成の技術が本書のテーマである。論文作成だけでなく、投稿時の手紙の書き方や学会発表の仕方(英語での発表も!)も網羅されていて、内容は豊富だ。理科系の人にとっては単なる作文を書いても仕事にはならないし、どうしても論文がベースになってくるので、こうなるのだろう。
漠然と論文を書くのではなく様々なことを明確に意識しながら書き進めることの重要性が、本書からは伝わってくる。論文を書く、すなわち、研究する者すべてにとって重要な内容ばかりだ。自らの大学院時代を振り返ると、早い段階で本書を読んでおけば良かったなぁと思う(というか、誰か読むように指導してくれ!)。
文系の人に具体的にどう役立つのかどうかはよくわからないが、論理的な思考を心がけるために読んで損はない一冊だろう。
若い時に読んでいれば、良かったのですが、今となっては書いてあることをある程度実践しているので、特別すぐに役に立つ感じではないです。
あとロングセラーとのことですが、時代の差? Eメールが多い今日とは、ズレを感じます。
だが、この時代の本に良くある、軽快な語り口という名の謎に間延びしたくだりも多い。
洗練されているとはあまり思わなかったが、良作
とタイトルがつけられてるが、理科系の文章をわかりやすくするために比較として文系文章についてもかなり頻繁に論じてくれている。そのため、文系にもわかりやすく取り組める本である。
今まで、なんとなくわかった気になっていたポイント、例えば修飾語の付け方、一文での許容される修飾語の数などについて、事細かく納得いくまで解説されており、ものすごい重宝している。読後感としては、作家みたいに自在に書きたいように書きたいことを書いているように見えるが、そんな作家みたいに、適当な表現やこだわり言い回しを自在に繋げたような論文を、エッセイでもないんだから、書いてはいけないんだな、ということがわかりました。それが大きなマナーやルールかと知りました。